剣盾1回目の予選お疲れさまでした。
昨年同様1回目の予選で全国権利を取るべく今回の大会に臨みましたが、上で勝ち切ることが出来ず残念ながら悔しい思いをすることとなりました。
以下自分がどのように今回の予選に取り組んでいたかのメモと反省
【構築選択】
INCというBO1のルールで自分が構築で必須だと思うもの
①運負け・相手に左右される要素を減らす
②基本選出のパワー・対応力が高い
この条件からINC直前に候補となっていたのは
・ゲンガーキザンキッス
・リザドリュミミ
・ドラパミミガルド
・ライパ
・バンドリスイッチ
この5つでした。
それぞれ候補に上がった理由、断念した理由は
ゲンガーキザン&リザドリュ→
・やることが明確なのが〇
・煮詰める時間が足りなかった。
ドラパミミガルド→
・行動保障があるのが偉く、環境にも適していると考えていたガルドがいるのが良い。
・押し付け且つ受けだしをしないより?なのが好み
・2、3回当たっただけの構築なため中身を理解しきれなかった(特にVSドラパ)
スイッチライパ(ジュラウインミミニンフバンギカポorバタフリー)→
・初手ジュラウインのパワーが高い
・知らない人相手には刺さる
・筋金入りで茂樹を無視できる
・相手のギミックがつらい(じゃくほドラパ)
・ダイマジュラが相手のいたずら心持ちに安定しない(電磁波運ゲー/脱出トリック)
・デバフを用いた受け要素が大きいため急所で終わる
バンドリスイッチ→
・種族値が高く安定している
・〆のニンフルートに入ったら相手に左右されない
・ダイマ先となるバンギ、ドリュ、ミトムいずれもが電磁波に対する耐性や悪戯耐性があり、運要素を減らせる
・叩き、じゃくほギミック耐性がある
・OCICの結果を受けニンフがかなりメタられている
・tier1であるため1発芸の矛先になりがち
・初見殺し要素もないため上位同士の戦いで勝てる気がしない
いずれもが構築選択の決定打に欠け、最終的にはINC前日に”なんとなく”でバンドリスイッチの持ち込みを決心しました。
S2レートでバンドリニンフブルンのトリパをずっと使っていたものの、サマヨールを組み込んだスイッチには触れたことが無かったため、OCICでバンドリスイッチを使っていたSudo選手に骨組みをもらい細部を変更してINCに臨みました。
【構築経緯】
大枠はもらったものであるが自分なりにメンツを再考してはいたためそこのメモ
トリル下で立てたらゲームが終わるイージーウィン性能を評価しニンフィアを採用。
OCIC以前と比べるとメタを感じていたが、ガンメタを張るのは上級者くらいだろうと切って軸にした。
トリックルームを貼るにあたり、役割を遂行しなくてはならない為1番安定性のあるサマヨールを次に採用。
VSトリパ・バンバドロを確実にしばけるブルンゲルを採用していた時期もあったがVSジュラでの役割遂行力、手助けの有無を考えこちらを選択した。
S2で使っていた構築は初手ブルンキッスからのニンフィア展開だったが、トリルターンが足りず負けるのが多々あったため、ある程度補助なしでトリルを撃てるのも好感が持てた。
次にVSリザ構築や、ニンフとの相性を考え、また多くのポケモンと打ち合えるバンギラスを採用。
余談ではあるがこのルールのバンギの評価は時期によってかなり変わる(と思っている)のが面白い。(初期は採用価値がないくらい弱いと思ってましたが今は強いと思う)
飽きました、、、
キッス→しょうもないギミックに耐性を付けるため&初手の打ち合いサポートで必須なため採用。
ミトム→バンドリミラーで優位を付ける為・よくわからんやつを破壊するため・ドサイバドロアーマーガアをしばくため
ドリュウズ→ジュラ構築に抗う且つよくわからんやつに安定するため採用
まとめるとトリルニンフィアでハイボばーん!!!勝ち!!!がしたかったため序盤の荒らしダイマポケモンとしてバンギ&ミトムを採用。
バンギミトムが相手と打ち合う際のサポート兼初心者の好きなギミック破壊要員としてキッス。
メインプランは
ダイマバンギorダイマミトム+キッスで初手からダイマで殴り合い、キッスが死んだらサマヨール出してトリル、ダイマポケモンが死んだらニンフィア出してハイボ連打!という感じのニンフィアを通すための構築です!!!!!!
(ドリュウズは補完でほぼ出さないです。)
【構築内容】
バンギラス@命の球
勇敢H188-A252-B4-C52-D12-S0
199-204-131-122-122-59
ダイアーク+ニンフィアのハイボで350-D85ジュラルドンを確定
ダイロックで無振りウオノラゴン砂込み確定
ダイマ率45%くらい
初手に投げるダイマエースが役割だが、場合によってはトリル下で殴る場合もあるため勇敢最遅
持ち物はただでさえ技スぺが足りないサマヨールの技に「地ならし」という微妙な技を入れたくなかった&初手に投げがちな以上、格下相手以外は弱点保険に触れてくれなさそうなため命の球(原案のSudo選手は弱点保険)
技構成に関しては
岩雪崩→メインウエポン、原子は流石に弱い
馬鹿力→相手のダイマバンギが重い構築なため切りたくなかった
あくのはどう→VSジュラ+リザのような構築、VSダイマドリュに対して有利不利関係をひっくり返せるためかみ砕くではなくこちらを選択。物理一本のバンギはアレだと思う
守る→要る
勇敢物理一本・冷静大地持ち・控え目CS・意地っ張り無振りなど様々な構成を考えたが最終的にこれになった。
控え目CSと悩んでいたが正解だったのかはわからない
ドリュウズ@気合いの襷
陽気AS
VSエルフーン構築、ジュラ構築に出したかった
追い風+リザの技やヒヒダルマに対して行動保証が欲しかったので襷
技に関しては岩雪崩をロックブラストと悩んでいたところ以外これでよかった
ロトム@達人の帯
控え目H172-C252-S84
147-*-127-172-127-117
ダイマ率50%
調整 適当
帯なのでもう少しCを下げてもよかったかもしれない
VSバンドリドラパ、ドサイ、バンバドロに対して頑張るポケモン
技はテンプレ、持ち物は球がバンギに取られている&確定数が変わるラインがいるため帯
相手のサイドチェンジに困る場面、ミラーに正解がないことが不満だったがそれ以外はとても好感触だった。
サマヨール@輝石
調整 忘れた
基本裏から投げたいがたまに初手から投げる時もある
ナイヘ→削り技 便利だったのは確かだが正解だったのかはわからない。
トリル→必要
サイチェン→INCという舞台で人生懸けることを迫れるから普段より強い。良くない
手助け→ニンフィアが神になるため採用 砂下手助けダブルダメージハイパーボイスでH252バンギが81%で死にます。毎回一緒に手助けしてました。
上手い人は死に出しサマヨールがトリルを貼れない盤面形成をしてきた。
構築を組む段階でもっと考えるべきだった。
いじめないでください。
トゲキッス@リリバ
図太いHBベース
技構成は文句なし
持ち物に関してはロトムキッスミラーを考えるとソクノだったかもしれない。(おもいついてすらなかった)
ニンフィア@メガネ
冷静HC252
精霊プレート、HB調整なども使っていたが火力が足りなくて困る場面が一番多い&バンギを乱数で破壊できる魅力が大きすぎたためHC特化に変更
シャドボの枠はよくわかりません!!!!!
(今回のINCの雑感と反省)
良かったところ
・構築の細部が決まり持ち込みを決意したのが直前のわりにまあまあ勝てた。
→tier1の構築を持ち込むのは不安しかなく、崩しとしてのミトムの扱いが本番ぶっつけだったりと怪しいところがあったが慣れてからは安定して勝てた
・いつもよりはポケモンにちゃんと臨めた
→ポケモン辛いと言いながらも取り組めたおかげで環境把握や強い構築で”知らない”が起こらなかった
悪かったところ
・構築の選択があまりに遅すぎる
→ニンフィアを使いたい気持ちはずっとあったもののプレイで環境メタを覆せる自信がなかった。→昨年自分がギミックで抜けたこともあり、スタンダードな構築を扱うスキルがあるのか、、?と選ぶことを躊躇した。
→結果、理解度の低いまま臨みINC中盤で迷いのあるプレイが増えレートが伸びず1800到達時に40戦ほど消化してしまいチャンスを減らしてしまった。
全対応が無理なこのルールだからこそボーダーへのチャレンジチャンスを増やさないといけなかった。
自分がめちゃくちゃプレイの上手いスタン使いのプレイヤー!とは毛頭思っていないが、ギミックでしか抜けれないと卑下するのではなく、スタンも扱えるプレイヤーだと正しく評価できていれば早い段階で構築選択が出来て本番までに理解度を高めれていたのかなと。
同じような構築で抜けている方もいることから、構築の中身がどうこうではなく、tier1を持ち込む覚悟と自信が自分には足りなかったなと痛感しています。
次回の予選は時間をなかなか割けず厳しいところがありますが、それでも、もう一度世界大会に出場したいという気持ちが強いので頑張ります!
ジッセキ
ベースの構築
・OCICでDaiki Sudo選手が使用しトップカット行けず9位
・ポケモン太郎がINC Feb.で使用し1817から終焉
DAIKI SUDOに感謝